武蔵野市立第五小学校

昼食の後、体育館で閉校式を行いました。
宿の皆さんから、子ども達の成長をたくさん褒めていただきました。
実際、集合して会が始まろうとした瞬間、全体がパッと静かになってことや、代表の児童が言葉一つ一つをかみしめながら伝えようとする姿から、６日間での子ども達の意識の変化を感じました。
会の後、宿ごとにお父さん達と最後の会話をする様子に、名残惜しさが伝わってきました。
バスに乗るときも、最後まで見送ってくれたお父さん、お母さん。
貴重な６日間をありがとうございました。

宿で最後の食事はカレーライスでした。
宿のメンバーと、お父さんお母さんと関わりながら食べる最後の食事、いろいろな思い出を振り返りながら食べたことと思います。

午前中、体育館に集まり、宿ごとに「思い出ベスト3」を発表しました。
発表を聞いていると、学年全体での活動よりも宿での活動を挙げている宿ばかりでした。
パジャマパーティー、成功した感謝の会、お父さんから話を聞いたこと、箸作り、お父さん、餅つきなどなど…。おいしかった食事は、複数の宿から出てきました。
また、発表のしかたも工夫されていて、みんなで発表したり、クイズ形式にしたり、劇で表現したりと様々でした。
どの宿も充実した日々を過ごしたことを強く感じた会でした。

６日めの朝になりました。
東京に帰る日です。

朝ご飯のあと、早くから部屋の片付けを始めていた宿が多く感心しました。

最後の写真は、子ども達の起床前、お父さんが食事の支度を早くからしてくれていたところです。
昨夜は感謝の会にも出てくれ、今朝も早くから準備をしてくれていました。６日間、ありがとうございました。

夕食の後、宿では感謝の会が行われました。
セカンドスクールでの生活は、お父さんやお母さんの支えがあってこそできたもの。その感謝を、様々な方法で伝えました。
一緒にゲームをしたり、部屋を飾って招いたり、言葉に表したり、色紙にしてプレゼントしたり…。
一緒に楽しんでくれ、温かな言葉も贈ってくれたお父さん、お母さんとのつながりが、また深まった時間となりました。

各宿、最後の夕食を食べました。
先ほど自分たちで準備したものの他に、お父さんやお母さんが用意してくれた豪華な夕食でした!

最後の夕食は、自分たちも食事作りに関わりました。
餅つきやうどんを作ったりして、夕食の一品に加える準備をしました。

昼食の後は、夜の感謝の会に向けた最後の準備の時間です。
各宿、お世話になったお父さん、お母さんへの感謝の思いをどうやって表すか、工夫と練習を繰り返しています。
今日まで行ってきた語らいの時間や準備の時間を通して、子ども達同士で意見を交換し解決に向かって進めていく難しさと、うまくいったときの達成感を経験してきました。
今日の夜は、そのためにいろいろなサポートをしてくださった宿の方へ、子ども達なりの表現で、伝えきってほしいと思います。

今日の昼食も、教員は６宿に分かれて食べました。
宿での生活に慣れてきたため、どこに何があるか、どんな準備をすればよいかを、子ども達はよくわかっています。
楽しく食べる様子も見え、温かな時間を共有させてもらいました。

５日めの朝、今日は週始めなので、学校では全校朝会があります。
そこで、５年生の様子と南魚沼の風景を、オンラインでつなぎ紹介しました。６年生に懐かしい風景を見てもらえたら嬉しいです。
さて、実はそのオンライン朝会で風景を紹介しているときに、雨が降り出しました。
５年生が駐車場に集合したときには止みましたが、ブナ林に着いたときに、念のためカッパを来て林に行きました。

ところがブナ林に入ってみると、雨は感じなくなりました。活動途中、雨の音が強くなった時間もあったのですが、雨はほとんど感じずに済みました。
ブナ林が雨から守ってくれていることがよくわかりました。

他にも、ガイドの方からいろいろお話を聞いたり、『ブナンコ』(ブナの木にロープを張り、ブナの木で腰掛けを作っていました。)に乗ったりと、自然を満喫することができました。